さう日和。

ファニーフェイスなオナゴ。ジャニーズ中心生活。

童顔てんてー。 【1】

--------------- いつも思う。 制服着て生徒に混じっても、 違和感なんて何1つないんじゃないかって。むしろ3年生には 後輩に見られたりしちゃうんじゃないかって。 でも、実年齢は全然大人の 私の学校にいる…化学の先生。 そんな先生の職…

Love Liar 【7】

--------------- マスターが、 雄大くんがそう思ってることを知ったのは つい最近の事だったらしい。 人間観察が好きで、 自他共に認めるほどに勘の鋭いマスターは 私と雄大くんの関係に 少しだけ勘付いていたそう。 雄大くんが私に向ける気…

後輩の宮舘くん 〜春〜 【下】

--------------- 美味しいって噂の料理は 確かに美味しかったかも知れないけど全然食べる気になれなくて ほとんど手をつけずに残した。 幹事をしてくれたゼミ長に お会計を任せてお店の外に出る。 会費はもう渡してある。 やっと解放される。…

後輩の宮舘くん 〜春〜 【中】

--------------- ゴスン ってすごい音がして 宮舘くんの持っていた瓶が シンクの中に落ちた。 「…え?」「……」「どうしました…?」「……」「先輩?」 宮舘くんの身体を もっと自分の方に引き寄せるように ギューッと抱きしめて、 「違うの」 …

後輩の宮舘くん 〜春〜 【上】

---------------- 「お前って付き合ってる奴いたんだ」 空き教室でレポートを書いていた私に 後ろからそんな声がかけられた。振り返った先には同じゼミの奴。 「…え?」 いきなり話しかけられた上に 理解するまでいろいろと 整理しなきゃい…

Love Liar 【6】

--------------- “似てる”って何がだろう。 “自由”って何だろう。 さっきからわたしの頭の中は その2つの言葉に支配されっぱなし。 どう考えたって答えが分かるわけもない その2つの言葉が頭から離れない。 相も変わらず、私は雄大くんに …

Love Liar 【5】

---------------- 迎えられた家の中に入れば、 立ち込めるいい香りが腹の虫を鳴かせる。 「座って待ってていいよ」 何が楽しいのか、 家の主人は立ち尽くす私を見ながら ニコニコと笑う。 「もうすぐ出せるから」「…ありがと…」「あ、でも手…

俺が守りたい女。

--------------- 俺には、愛してやまない女がいる。 彼女への愛は俺が誰よりも 強いと思う…いや、強い。断言できる。 そんな彼女との出会いは もう4年ほど前に遡る。 あの時俺は、何もかもを失って 無気力なまま歩道の隅に座り込んでいた。…

Love Liar 【4】

---------------- 「○○ちゃん起きて」 肩を何度か叩かれる感覚に目を開くと 私はベッドの上で大の字になって寝ていてベットの横に立った雄大くんが 私を上から覗いていた。 「おはよう」 雄大くんは楽しそうに笑う。 その笑いは何から来てい…

Love Liar 【3】

--------------- 少し急ぎめにコートを羽織って 今まで着ていた白衣を洗濯機の中に投げ込む。 病院の裏口から出れば、 すぐ近くに見える駅の電気。夏には虫が群がる駅の電気だけど、 今は冷たい空気が照らされるだけ。 カバンを持ち直して歩…

Love Liar 【2】

---------------- 基本的にあまり運は良くない方。 別に悪いってわけじゃないけど ラッキーガール☆ とか言えるほど良くはない。そんな私なのに こんな事ってあるんだぁ… 目をパチパチさせるしか出来ない 私の前で手を振りながら 「おーい、…

Love Liar 【1】

--------------- タイムリミットは、 もうとっくに過ぎていたと思う。 彼は震える両手で 私を抱き締めながら泣いていた。彼にこんなに強く抱きしめられたのは 初めてだった。 「嫌いになったわけじゃないんだ…」 今にも消えそうな、 小さな声…

ヤンキー岩本くん 〜ライバル編〜 【下】

----------------- 『いいよ』『は!?』 自分から告白してきたくせに あたしの返事に盛大に驚くえーくん。 『は!?え、なん!?はぁ!!??』『別にいいよ、えーくんと付き合っても』『え!?岩本は!?』『だって別に岩本くんと 付き合…

ヤンキー岩本くん 〜ライバル編〜 【上】

---------------- あたしの好きな人は、超が付くほどのヤンキーだ。 …はて。ここはどこだろう。 まぶたを開けた視界に広がるのは 見覚えのないコンクリートの天井。 最悪の事態を想像して 自分の体に目を向けるけど着衣に乱れは無く、 制服…

後輩の宮舘くん 〜冬〜

---------------- 風の匂いが、 少し冬を感じさせて来た頃。 宮舘くんから、 大学合格の報告が入った。 ちょうど1年前、 私が喉から手が出るほど欲しかった 指定校推薦をもらえた彼は宣言した通り、 私と同じ大学に見事に合格した。 夏に会…

越岡くんと元彼。【後編】

-------------- 大きなエビフライが乗った ランチプレートが人気のこのお店は、夜になるとランチの時よりも メニューが増える上に、 色々なワインが楽しめる おしゃれな飲み屋に顔を変える。 私はあまりお酒が飲めるタイプじゃない。でもこの…

越岡くんと元彼。 【前編】

---------------- 一時期、電話口の裕貴の第一声が 『何された?』 だった事がある。 ため息交じりのその声は 呆れているけれど優しくて、男の子にしては少し高めの声質に いつも安心したのを覚えてる。 『…ゆう…きッ、もうやだ…ッ』『とり…

ヤンキー岩本くん 〜雨の日編〜

ヤンキー岩本くんの作中での とある日のお話ってことで。 --------------- 口にくわえてるだけの歯ブラシは、 もはや意味を成してない気がする。 歯ブラシというのは 歯を磨いて綺麗にするために あるものなのに口にくわえただけで あたしの…

不器用なアイツ。【14】

--------------- 『……んぅ…』 眩しさに目を開けると、 カーテンの隙間から 真夏の太陽の光が 俺の顔を照らしていた。 見慣れない天井に、 見慣れないベッド… ベッタリと汗ばむ体を起こして、目をこすりながら 寝ぼけ眼で時計を見ると7時をち…

不器用なアイツ。【13】

--------------- タクシーの運転手に 彼女と俺の家がある方向とは、 全く別の場所に向かうように頼んだ。 そんな俺の顔を隣で 何が起こったんだか分からなそうに 見つめていた彼女だったけれどもう静かに座っている。 …彼女は一体いま何を考…

不器用なアイツ。【12】

--------------- 一度身についた習慣というものは それは怖いものだ。 今日もまた、夜ケータイを起動して 無意識のうちに通話履歴を開いてしまう。 本当に、文明の利器とやらは どこまでも便利で正確で…それでいて容赦がない。 通話履歴には …

不器用なアイツ。【11】

--------------- 嫌な目に合わせてしまったことを 謝りたくて、午後の仕事が始まる前に 彼女に電話をかけた。 走り出した時の彼女の怯えた顔が 忘れられなくて 早く声を聞きたかったのに 彼女は電話に出てくれなかった。 もう午後の仕事始ま…

不器用なアイツ。【10】

--------------- 外回りから帰ってきて、 いつもの通り自分のパソコンに 届いたメールを確認しようとした時 それが現れた。 『なんだこれ』 会社内の連絡用の受信トレイに入ってた 匿名の捨てアドで作られた そのメールは、 “あの人を返して…

ふぉ〜ゆ〜がリメイクドラマに出演するとしたら。

残暑見舞い申し上げます。皆さん如何お過ごしでしょうか。8/31日です。 『夏休み最終日だ〜ッ嫌だ〜ッ!』 なんて言いながら 終わっていない宿題を横目に 暴れながらアイスを食べていたのは もう何年前になるのでしょうか。 日焼けも気ニセズ、 二の腕の太さ…

ハッピーマンデー。

-------------- 毎週月曜日だけ… 朝早く起きて ちゃんと髪の毛セットするのもブレザーに猫の毛がくっ付いてないか 確認するのも鏡の前で可愛い顔で 挨拶する練習するのも 全てはこの一瞬のためなの。 『おはようございます!』『お、おはよう…

後輩の宮舘くん 〜夏〜

めっちゃ昔に書いた 宮舘くんのお話の続編… 後輩の宮舘くん - さう日和。 を、書いたみようかなんて思ったので。 徒然なるままに〜。 この頃書いてたやつはちゃんとした文章になってない 死ぬほど意味不明なただの文字の羅列に なっておりますが…読んで頂け…

不器用なアイツ。【9】

------------------ 水族館で彼女とデートをしてから、 俺はずっとシャアの今までの事を調べた。 同期に聞いたり、 他の部署の女の子に聞いたり。 女の子に積極的に話しかけてる俺を見て、 『ついに福ちゃんが彼女作る気になった!!』 と…

ふっかとあたし。

ヤンキー岩本くんの中の ふっかと主人公ちゃんのお話。---------- 『○○さんって ふっかと付き合ってるんですか?』 放課後、昇降口でふっかを待っていたら いきなり知らない女子に声をかけられた。 今日は元々、ふっかと岩本くんと3人で 新しくで…

ヤンキー岩本くん。【7】

--------------- 『みんな飲み物いったーー???』 いや、だから… 『食べ物まだ来てないけど とりあえず始めちゃおっかー!』 だからさ… 『ウェェーーーイ!!! 今日は楽しみまっしょーーいッ!!!』 なにが… 『カンパーーーイッッ!!!…

不器用なアイツ。【8】

--------------- うるさいくらいに耳元で 泣いていた彼女の声が 少しずつ小さくなってきた。 もう首元の服は涙で濡れまくりだし、首に回されていた腕は 泣いたせいで体温が上がった 彼女のせいで少し汗ばんでるし、それでも離そうとしなかっ…