さう日和。

ファニーフェイスなオナゴ。ジャニーズ中心生活。

後輩の宮舘くん 〜夏〜

めっちゃ昔に書いた 宮舘くんのお話の続編… 後輩の宮舘くん - さう日和。 を、書いたみようかなんて思ったので。 徒然なるままに〜。 この頃書いてたやつはちゃんとした文章になってない 死ぬほど意味不明なただの文字の羅列に なっておりますが…読んで頂け…

不器用なアイツ。【9】

------------------ 水族館で彼女とデートをしてから、 俺はずっとシャアの今までの事を調べた。 同期に聞いたり、 他の部署の女の子に聞いたり。 女の子に積極的に話しかけてる俺を見て、 『ついに福ちゃんが彼女作る気になった!!』 と…

ふっかとあたし。

ヤンキー岩本くんの中の ふっかと主人公ちゃんのお話。---------- 『○○さんって ふっかと付き合ってるんですか?』 放課後、昇降口でふっかを待っていたら いきなり知らない女子に声をかけられた。 今日は元々、ふっかと岩本くんと3人で 新しくで…

ヤンキー岩本くん。【7】

--------------- 『みんな飲み物いったーー???』 いや、だから… 『食べ物まだ来てないけど とりあえず始めちゃおっかー!』 だからさ… 『ウェェーーーイ!!! 今日は楽しみまっしょーーいッ!!!』 なにが… 『カンパーーーイッッ!!!…

不器用なアイツ。【8】

--------------- うるさいくらいに耳元で 泣いていた彼女の声が 少しずつ小さくなってきた。 もう首元の服は涙で濡れまくりだし、首に回されていた腕は 泣いたせいで体温が上がった 彼女のせいで少し汗ばんでるし、それでも離そうとしなかっ…

ヤンキー岩本くん【6】

------------------ 『ちょっと!!邪魔!!!』『あ〜う〜〜』 汗をかきながら忙しそうに 掃除機をかけるお母さんの怒った声が聞こえる。 『夏休みだってのに毎日ゴロゴロゴロゴロ!』『んー』『ホラ、邪魔!』『んー』 掃除機のヘッドで…

不器用なアイツ。【7】

--------------- “なら明日行く” 彼女に昨日そう告げた通り、 店に来た。 1番最初に頭に浮かんだマツを誘おうと ケータイを手にしたんだけど、 …あれ?こないだもマツと行ったな… ふとそんな事を思ったから 辰巳に電話したらちょうど コッシ…

ヤンキー岩本くん【5】

------------ 季節が移ろいできた。 あんなにジメジメして 気持ち悪かった天気は いつの間にかジリジリとした暑さになっていてもわんとした空気が身体を包む。 夏ってあんまり好きじゃない。 授業中にノートは腕に張り付くし。開けっ放しの教室…

不器用なアイツ。【6】

------------ …ほんっとにこいつは… 『だから、来月に帰る…』『…来月?』『うん、連休に。』『気をつけて行って来てください』 報告が遅い。 あの日彼女を送った時に、俺の家族が楽しそうなのを見て 家族っていいなって思ったと言った彼女に 俺…

ヤンキー岩本くん。【4】

--------------- ドテッ 『ってぇ〜〜…』『…うわっ』 踊り場に着いて何もないところで 転んだあたしをふっかが少し引き気味によける。 『なんで何もないのに転けるの』『何かあったんだよ、きっと』『どう見てもないよ』『心が綺麗な人にしか…

不器用なアイツ。【5】

---------------- 彼女の涙と鼻水で びっしゃびしゃになった袖の 冷たさを感じながら運転する。 助手席に座る彼女は 鼻が詰まった声で、 『そこのコンビニ左…』 丁寧に自宅までのナビをしてくれるんだけど… 『次の信号も左…』 何故か俺ん家…

ヤンキー岩本くん【3】

--------------- 放課後、掃除を終わらせて教室に戻ると 岩本くんは机に頬杖をついて あたしを待っていた。 『おせーよ』 そんなこと言われても掃除してたんだから 仕方ないじゃん。 あっかんべーしながら カバンを取って岩本くんと一緒に 教…

不器用なアイツ。【4】

------------------ 揺れてる。 左右上下に頭がフラフラ。揺れてる。 さっきから怪しかったけど これはもう完全に、 『寝ちゃったかー?』 完全に寝落ちしちゃったっぽい彼女の 顔の前で手を振る。 さっきまでは俺の釣りの話聞いて、 『こ…

ヤンキー岩本くん【2】

--------------- ウザいな… 本当にそう思う。 今日もお昼はカップルの隣で。参加出来ない会話を聞きながら。 周りには何人かでグループになってる 女の子たちが楽しそうに ご飯を食べている。 いいなぁって思うんだけど 今更その輪の中に入れ…

不器用なアイツ。【3】

--------------- 『いらっしゃいませー! あ、今日も来てくれたんですか!?』 今日はマツと。 一昨日は辰巳とコッシーと。 その前は同期の男何人かと。その前の前は…誰かと。その前の前の前は…忘れた。 結構来てる。結構来てるのに… 『今日…

ヤンキー岩本くん

先に謝っときます。 なんて言うんですかね、これ。 先手必勝?先手必勝です。 私、BBJの川中陽二くんが好きなんですよ。 良くないですか?陽二くん。 絶対好きな人いますよね? て言うかみんな好きですよね?陽二くん。 てな訳で、ひーくんファンの方ごめん…

不器用なアイツ。【2】

-------------- あれは多分もう3年以上前になると思う。 会社の先輩と一緒に別の会社に 訪問に行ったときの事だった。 入社してから何年か経って、 やっと1人で大体の仕事が出来るようになって。じゃあ次のステップ… って感じで、先輩に連れら…

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皆さんこんばんは。 最近はいつも鳴ってもシカトする家電を あえてとって営業電話の相手をしているさうです。 つい何年か前までは お家の方はいらっしゃいますか?って言われてたのにここのところは 奥さまって言われます。旦那どころか彼氏もいないくせに …

不器用なアイツ。

------------ 『ねぇ〜〜俺のケータイ知らなーい??』 ジーパンのポケット全てに 手を突っ込んで確認しながら 前を歩く3人に声をかける。 『え?無いの?』『うん、無い〜』『しっかりしろよ酔っ払い(笑)』 周りにやんや言われても無いものはな…

福田くんってさ。【14】

---------------- 夢を見た、気がする。 夢の中の私は笑っていて とびっきりの笑顔を見せていてなでられる髪が気持ちよくて、 大きな手にドキドキして すごく幸せな夢を見た、気がする。 …でも、そんな私に突き付けられるのは どうしようも…

福田くんってさ。【13】

------------- タクシーの中で福田くんは何も話さなかった。ただ、私の手を握って 窓の外の流れる景色を眺めているだけ。 だからって私からも話しかけないから タクシーの中はひたすらに沈黙が流れる。 『……』『……』 でも、その沈黙が嫌じゃな…

福田くんってさ。【12】

------------ 『女ってのはこうも変わるものなのかねぇ…』 3ヶ月ぶりにオフィスの方に 出勤した私をまじまじと見ながら アキラさんがそう言った。 『アキラさん〜そこは可愛くなったって 言ってあげないと!』 私の横に立つ姐さんが頬を膨らまし…

第三者

福田くんってさ。 で、タイトル詐欺かましてしまったので 今宵はもう1つお話書きました。本当にごめんなさい(笑) 福田くんってさとか言っておきながら 福田くん一回も出て来ねぇじゃーん☆ クソウケるゥー☆☆いや、本当にすいません。 心の底からスライディン…

福田くんってさ。【11】

--------------- 『これで全部かな?』 家具が付いてくるマンスリーアパートの一室で、 姐さんがそう言った。 『とりあえず、こんなもんですかね』 空になった段ボールを片付けながら 言う私に姐さんがぎゅっと抱きついた。 『さ、お蕎麦食べ…

福田くんってさ。【10】

--------------- 福田くんに告白しようと決めて2週間が経った。相変わらず福田くんからの電話は 毎日かかってくるんだけど 『…ねむい…』『大丈夫…?』 最近の福田くんはなんだかとてもお疲れ。 『…寝ます』『うん、おやすみ』『おやすみ〜』 …

福田くんってさ。【9】

------------ 世の中っていうのは何が起こるか分からない。 男からの性の対象に無縁だと思っていた私が 金持ちのクソ野郎に好まれ 公園で無理やり犯されそうになるんだから。そしてムカつくくらい嫌いだった人に助けられて、 その人に恋をしたと…

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この記事を開いて下さった皆さん。 わざわざありがとうございます。いつもこんな駄文だらけの妄想?小説? よく分からない文を読んでくださって 感謝しかありません…!(スライディング土下座) 改めまして、さうと申します。 とある歯医者に勤め、 ジャニヲタ…

福田くんってさ。【8】

--------------- 『落ち着きましたか?』 叫ぶような泣き声が止んで グズグズと鼻水をすする音が聞こえてきた頃に 福田くんは私を抱き締めていた 腕の力を緩めながら聞いてきた。 私がコクン、と頷くと 福田くんは私の肩を優しく押して 顔を…

福田くんってさ。【7】

------------ 翌日の居酒屋バイト。 私は出勤時から気が気でなかった。 福田くんが来るというだけで なんかフワフワして仕事に集中出来なかったのだ。 『今のお客様、○○さんの友達って言ってましたよ!』 さっきお客様を案内していた子が 伝えに…

福田くんってさ。【6】

------------- 数年振りに聞いた親の声は 思った以上に普通だった。 福田くんのあの笑顔を思い出しながら 少しだけ震える手をギュッと握ってかけた電話は 呼び出し音を何回か鳴らして、母へとつながった。 『おー、おー、急にどうした〜 びっく…