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さう日和。

ファニーフェイスなオナゴ。ジャニーズ中心生活。

童顔てんてー。 【1】

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いつも思う。


制服着て生徒に混じっても、
違和感なんて何1つないんじゃないかって。

むしろ3年生には
後輩に見られたりしちゃうんじゃないかって。


でも、実年齢は全然大人の
私の学校にいる…化学の先生。


そんな先生の職員室の机には
今日も女子生徒からのラブレターや
手作りお菓子とかがたくさん置いてある。


ハートがたくさん散りばめられた
袋に入ったクッキーの形が
これまたハート型で


クドいクッキーだな、オイ。


なんて思っていた私に声がかかった。


「人の話聞いてるかー?」


私の顔を覗き込んで
目の前で手をひらひらさせてくる。


私はこの先生に校内放送で
放課後、職員室に来いって呼ばれた。

だから先生は椅子に座ってて、
私はその横に立ってるから
私の顔を覗き込んで来た先生は
自然と上目遣いでヒョコッと
私の目の前に現れる。


「……ハイ」

「嘘言うな。聞いてないだろ」

「…いや、」

「言っとくけどそれやんねーからな」


先生が指差す先には“クドいクッキー”


私は知らず知らずのうちに
クッキーを見つめてしまっていたみたい。


「ミスがくれたんだ〜」


別に聞いてねーし。


「だからそんなに見てもあげねーからな」


別にいらねーし。


ミスコンでグランプリに選ばれるくらいの
可愛い女子生徒さえも魅了してしまう先生。


童顔過ぎるその可愛い顔に
ちょっと低めの身長。

授業も分かりやすい上に面白くて
他の先生より若め…


なんて言ったらもう生徒に好まれない訳がない。


「…安井先生」

「なに?」

「早く帰りたいんですけど…」


ふて腐れながら言った私に
先生がニヤニヤと笑い出す。


「彼氏でも待たせてんの?」

「まぁそんなとこです」

「早く彼氏に会いたいってか」

「…違います」

「照れるなよ」


はぁ、と小さくため息をついても
先生は笑みを絶やさない。


「…待たせると怒るんですよ」

「可愛いヤキモチだなぁ、そりゃ」

「…全然可愛くなんてないし」

「愛されてんなぁ」

「うっさい、まじ。」


舌打ちまでし始めた私に
先生はやっと目線を外してくれて
「んじゃ、もっかい言うな」と呟いた。


「卒業式で送辞読んでほしいんだよ」

「嫌です」

「早っ」

「お断りします」

「在校生代表としてさぁ…」

「興味ないんです、そういうの。
人前に立ったりとか目立ったりとか。」


中指の二枚爪が気になって
親指の爪でカシカシと
爪をいじっていると…

安井先生は嫌味ったらしい顔をしながら
クスクスと笑い出した。


「目立ちたくない…かぁ」

「……」

「ふーん」

「なんですか…」

「いや、よく言うよと思って」

「はい?」


頬を膨らましながら先生を
上から睨み付ける。


「入学してから…てか入試の時からずーっと
ぶっちぎりの点数で学年1位とって
テスト順位発表のたびに
廊下に名前張り出されてる奴が
言うセリフじゃねーなぁって思って」


面白くて仕方ないって感じの安井先生に
噛み締めた奥歯がギリっと音を立てる。


「それでいて生活態度も真面目な優等生…
お前以外に誰を在校生代表に推薦すればいーの?」

「……」

「な、いいだろ?」

「嫌です」

「なんで?」

「とにかく嫌なんです!」

「いい返事待ってるからな」

「…ッッ…」


会話になってない!!!!!!


自分が馬鹿にされているような感覚のせいで
顔が真っ赤になった私は
「失礼しますッ!」と声を荒げながら
足早に職員室から出た。


若いとかイケメンとか人気があるとか。

何なのか知らないけど。


私あの先生が苦手だ。

全てを見透かしてくるような目も
逃げたくて仕方なくなる。


一刻も早く先生のいる職員室から
離れたくて小走りになりながら
昇降口に向かう。


昇降口に着くと、
壁に寄りかかって待ちくたびれた様子の
人影が目に入った。


その人物は私を見つけると、
すぐに駆け寄って来た。


「遅かったね」

「ごめんね…」


素直に謝った私に、
「帰ろっか」と言いながら
指を絡めてきた。

私の手が大きな手に握られる。


…逃げられないように…


「今日はどっちの家がいい?」

「…どっちでも、いいよ…」

「じゃあ俺ん家にしよっか。
その方が学校から近いし」

「…うん…」


うん、いいよ…

なんだっていい…


もう、なんだって…

いい…



煩わしいくらいに晴れた
冬の空の下を、
手を引っ張られながら歩いた。











「…んッ、…あっ…」


薄暗い部屋中に甘い声が響く。


「…はぁ、はぁ…」


乱れた呼吸を私の耳元で繰り返しては
何度も何度も私の名前を呼ぶ。


「…俺の、ものだよ…ッ…」

「…ッ、あ……」

「…一生…ッ、俺の…」

「ん…ッ、あ」

「……んッッ……」


仰向けになった私の体の上に
そのまま落ちてくる体。

その重さの下敷きになったせいで
うまく呼吸が出来ない。


私の体の上から
やっと横にズレてくれたかと思ったら
今度はキツく抱きしめられる。

やっぱりうまく呼吸が出来ない。


「俺のもの」


全身が震えるくらいの
甘い声で囁いて、
私の体に緋い華を咲かせる。


「誰にも触れさせない」


少しの痛みを伴って咲く緋い華。


「一生、俺だけのもの」


私はその緋い華が咲いた分だけ、
虚しさが大きくなる。


もうなんだっていいんだ。

なんだっていい。


そう思うのに、

どうして涙が止まらないんだろう。


夢も希望も…

何もない人生だって。


見切りをつけたはずなのに、

どうして涙が止まらないんだろう。


「…愛してるよ…」


私は今日も、

好きでもない男に抱かれる。


自分の身を守るために。

好きでもない男に抱かれる。





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▽▽▽













重くて暗いお話を書いてみたくて。

それでもって大人テイストな
お話を書いてみたくて。


なんでこんな小文で
終わらせたかというと、

皆様の反応次第で続きを書くか
それともコソッと消すか…

様子見だからでございます(最低w)


だって怖いんだもん。

特にこういう系統のお話だと
余計に怖いんだもん。


アイアム チキン!!!




あ、そうです。

安井くんです。


ハートたっぷりの
クドいクッキーをもらっている
化学担当の童顔先生は

Love-tune安井謙太郎くんです。


あれ?
すのふぉゆ以外で初じゃないですか?

友情出演はカウントしないで、
主人公ちゃんとガッツリ絡むの。

すのふぉゆ以外で妄想、
初じゃないですか?


めでたいっ。めでたいっ。


安井くん、好きですよ。

可愛い顔してすごく周りが見れて
誰よりも大人で。
頼り甲斐があって。

同い年ですし。


そんな感じです。



GWで仕事が休みだからって
調子乗って色んな人の話
書きまくってごめんなさい。

更新しまくってごめんなさい。


そんな感じです。(2回目)


安井くんのお話…

続きはどうなるか。
皆様の判断に任せます(笑)


他力本願。