さう日和。

ファニーフェイスなオナゴ。ジャニーズ中心生活。

福ちゃんへの恋


たまにジャニーズとの夢って見るよね。
みんな○○が夢に出てきた〜〜♡
って幸せな夢見るよね。


あたし的にウフォッて思ったのは
友達の夢に出てきたらしいあたしとえび。

今日ウチの夢にえびとお前出てきたよ。

ほほう。
聞かせて下さい。

返ってきたラインの文は
どこにでもある高校生の日常。
すなわち青春でした。

話すと長いので簡潔に説明すると
五関くんに一生懸命話しかけて
迷惑がられてたらしーよ。ワシ。

ウフォ…ッ



さー、さてさて、さてはなんきんたますだれ


そんな私の少し前に見た夢を紹介します。
夢と妄想を織り交ぜて。

実話に基づいたフィクション的なね。
夢に基づいた妄想的なね。



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みんなで遊んだ帰りに
福ちゃんの運転する車
(きっと福ちゃん兄ちゃんの車)に乗って
自宅まで送ってもらうんです。


道案内なんてしなくても彼はスイスイ
私の自宅まで向かってくれます。

そこの自販機過ぎたところに
道あるからそこ左ね!
とか、言われなきゃ気付かねーよ。
みたいな暗闇に隠れた道を
こっちが言わなくても左折したりします。

何故なら行き慣れているから。
私の自宅へなんて。


いつからだろう。
みんなで遊ぶときに福ちゃんが私を
迎えに来てくれるようになったのは、

いつからだろう。
それが当たり前になって、
別に特別家が近いわけじゃないのに
○○は福ちゃんの車で来るんでしょ?
みたいになってたのは、


みんなでやってるグループトークで
遊ぶ場所や時間が決まって
少ししたら個人ラインで



福田 悠太:明日10時半ね



とかラインきます。

ホヤホヤ喋るくせにラインの文は
カッチリしててほしい。


そんな感じでその日もいつも通り
朝私の家に迎えに来てくれて
みんなで遊んで
夜私の家まで送ってくれる帰りだったんです。


さっきまですごい楽しく爆笑してたのに
なんか急にふと静かになっちゃう2人。

車のウインカーの音がやけに
鮮明に聞こえる。

普段は別に沈黙なんて焦らないのに
何故かその日は焦っちゃって。

なんか話さなきゃ…!
とか思って。
自分から地雷踏んじゃいます。


『福ちゃん…最近、彼女とどうなの?』


そう。そうなんです。
福ちゃんには付き合って3年になる
彼女がいるんです。


3年前、大好きだった福ちゃんの
1番近くにいた自信があった私は
過信し過ぎていた。

告白もしないで1番いいポジションに
胡座かいて。福ちゃんの側にいられれば。
そう思ってた。

福ちゃんもきっと私の事好きだろうって
信じて疑わなかった。

そしてある日福ちゃんから報告されるの。

『彼女出来たんだ。』って。

両想いだと思ってた福ちゃんは
ちゃんと恋愛してた。
私みたいになぁなぁな恋愛じゃなくて、
ちゃんとした恋愛。

どうせすぐ別れるでしょ。
そう思い続けて3年経った。
未だに前に進めてないのは私だけ。
仲間もみんな大人になったのに。


『ん〜?別に、普通?』


福ちゃんはいつもそう答えます。
私は福ちゃんから聞くのが怖くて
彼女の話なんて振らないけど
仲間内の誰かが振ることは勿論ある。

その時もいつだって福ちゃんは
こう答えるんです。普通って。

その日もいつも通りの口調で
いつも通りにそう答える福ちゃんに

何故か今日だけは涙腺崩壊。
下向いて涙を必死に堪えます。

でも多分福ちゃんにはバレてる。
思いっきり泣いてること。

でもあえて触れてこない。
それが福ちゃんの良いとこで、残酷なとこ。


家の近くの公園の駐車場に留まる。
いつも迎えに来てくれる場所。
下ろしてくれる場所。


『…着いたよ。』

『…』

『…○○』

『…うん』

『…着いた』

『…うんッ』


明らかに泣いてる。
もう誤魔化しようのない程に泣いてる。
もうなんか色々と崩壊して言っちゃうんです。


『…好き。』


涙でもうボロボロですよ。
顔も目も袖も。ぐっちゃぐちゃ。


『ありがとう』


福ちゃんはそう答えます。


『好き…』

『うん』

『好き…ッ!』

『うん、ありがとう』

『好きなのッ!!!!』


この辺からもう最早叫び声。


『うん、分かってる。ありがとう。』


運転席に座ってこっちを見ないで
ずっと前をまっすぐ見て
ありがとうしか言わない福ちゃんに
掴みかかります。

両手で福ちゃんが着てる白シャツの
胸の部分をギュッて掴んで
おでこ胸板に押し付けて
泣き叫びます。


『福ちゃんの事が好きなの!!!
大好きなの!!!!!!』

『…うん』

『好き!!彼女と別れてよ!!!
彼女と別れて私のこと好きになってよ!!!』


最低なこと言っちゃいます。
でも3年前のあの時からずーっと好きなんです。
止めようと思っても止められなかったんです。

その3年分の気持ちがブワーっと
溢れちゃったんです。

その子の泣き声だけが車内に響きます。
何分か、もしかしたら何十分か。

長い時間が流れた後に
胸をつかむ手を福ちゃんが
優しく包みながらそっと外します。


『…俺…帰るね。』


目を見てしっかり言われます。


『やだ…ッ。嫌だ。嫌…!帰らないで…!』


外された手をギュウギュウに握りながら
眉毛垂らして困り顔の福ちゃんに
すがりつきます。


『うん、でも。帰らなきゃ、俺…』


すごく苦しそうな顔しながら


『…俺、お前のこと好きだよ。』


福ちゃんにそう言われます。
でもそれは私の好きとは違う。

それが分かって、パキパキになった目から
またブワーっと涙が溢れます。


『嫌だ!!帰らないで!お願い!』


何度懇願しても
福ちゃんの気持ちは変わらない。


『うん、でも俺、待ってる人がいるから』


そう言ってソッと手を離されます。

呆然とする女の子。

もう何もかも空っぽになって
呆然としたまま車降りて。
外に出た瞬間すごく外が寒くてびっくりして。


そこからはどうやって
マンションまで歩いてったか
部屋に入ったか覚えてない。

気付いたら朝になってて。
服はそのままでベットで寝てて。

鏡で見た自分の顔はパンパンで。

ああ、あたし失恋したんだ。



って自覚するのです。
福ちゃんはフる時も優しいのです。

優しすぎて残酷なんです、福ちゃん。


でも泣きはらした自分の顔見て


『…ブス(笑)』


って1人でクスクス笑って
少しだけ立ち直って。

その子はまた前に進めば良いと思う。

思いっきり髪の毛もバッサリ切って
またみんなで集まる事になった時に
やっぱり迎えに来てくれるのは福ちゃんで

ショートになった私に向かって
ちょっとだけビックリした顔して
でもすぐに笑顔になって


『猿みたい(笑)』


って笑う福ちゃんでいて欲しい。

福ちゃんに優しく傷つけられて
前に進んでいくんです。



このドラマは夢に基づいた妄想です。


…あ。
でも福ちゃんには女の子下ろした後
車の中ですこーしだけ泣いて欲しいな。
うる目になる程度でいいから。笑



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この夢見た日。朝起きた瞬間に
マジで軽く泣いて落ち込んだ(笑)

二十歳の頃にガチで喰らった
失恋軽く思い出すくらい落ち込んだ(笑)


落ち込みすぎて気を紛らわすために
Twitter見てたら、

堂本光一のどんなもんヤ!で
光一お兄さまの『結婚願望ある人〜?』
って、質問に
『はーい。福田はありますね。』
ってガチトーンで即答した福ちゃんに
また更に落ち込んだ。

ベッコベコに心凹んだ。

でもそのラジオ録音してケータイに残して
常に聞ける状態にしてるあたしは
多分ちょっと変態。


福ちゃんは優しすぎて残酷って
いう言葉が似合うと思う。

って勝手に思ってる。